2020年10月21日
このほど、当組合の取扱い職種・作業である「非加熱性水産加工食品製造業職種」に、「調理加工品製造」及び「生食用加工品製造」が追加されました。
「調理加工品」とは、原料魚介藻類を加工に適した形態に処理した上で、味付け又はころもかけ等の他の食品を付加する加工を行うことにより、嗜好性、利便性、貯蔵性等を高めた製品と定義されています。製品の例は、魚介フライ、味付け切り身、味付けした海藻などがあります。技能実習計画では、工程表の作成等から始まり、原料の判別、解凍後原料の処理、調味液やバッター液の調合・調整、その付加作業と整形、仕上げを行うことが求められます。
「生食用加工品」は、生鮮魚介藻類を生食用に、塩蔵、乾燥、発酵等を行わず、高鮮度を保ったまま原料を目的とする形態に整形し、冷蔵・冷凍した製品と定義されています。技能実習計画では、工程表の作成等から始まり、原料の判別、解凍後原料の処理、生食用加工のうち高度衛生管理や鮮度管理を行いながら非可食部の除去、整形、仕上げを行うことが求められます。
なお、どちらも、ふぐの有毒部位の除去等の作業は技能実習の対象から除かれています。
今回、追加された職種・作業は当組合の移行対象職種ページをご確認ください。
http://eco.coop/titp5.html
2020年10月20日
中国国内で待機中の技能実習生への査証(VISA)再発給の手続きが開始いたしました。当組合では13名(第1号生11名、第3号生2名)に対するレジデンストラックに必要な誓約書を発行いたしました。
中国の送出機関の情報によると、青島にある日本国大使館への提出書類を精査しているとのことです。なお、上陸便や到着空港については未定でございます。組合員企業には最新情報が入り次第ご案内申し上げます。
副理事長 澤村 美喜
2020年10月08日
インドネシア国内で待機中の技能実習生への査証(VISA)再発給の手続きが開始いたしました。当組合ではすでにパスポートを所持している22名(第1号生19名、第3号生4名)の申請準備に取り掛かりました。
インドネシアの送出機関の情報によると、ジャカルタにある日本国大使館では、日本へ出国を予定しているすべての技能実習生のVISA申請を受理するとのことです。ただし、国内機関によるパスポートの発給業務が、新型コロナウイルス感染症の影響で若干滞っているとの情報もあります。
上陸便は、ジャカルタから成田国際空港、関西国際空港に限定されていますが、当組合では関西国際空港に毎週水曜日の午前8時台に到着する直行便を利用する予定です。VISAの発給状況によりますが10月末~11月初旬には入国がスタートいたします。
なお、組合員企業には別途最新情報をご案内申し上げます。
副理事長 澤村 美喜
2020年09月25日
新型コロナウイルス感染症の影響で母国で待機していた第1号技能実習生3名、第3号技能実習生7名の査証(VISA)が、本日発給されました。現在、ベトナムから日本に入国する便は、羽田空港と成田空港に限定されています。待機していた技能実習生たちは、10月初~下旬にかけて成田空港へ入国する予定です。
副理事長 澤村 美喜
2020年09月16日
ベトナム国内で待機中の技能実習生への査証(VISA)再発給の手続きが開始いたしました。当組合でも10名(第1号生3人、第3号生7人)の申請書が受理されました。
送出機関からの情報によると、ハノイにある日本国大使館では、3月27日までにVISA発給を受けた技能実習生(おおむね4月入国予定)のみ、申請を受理しているとのことです。したがって、5月以降に入国を予定していた技能実習生へのVISA申請は少し先になる見込みです。
待機する技能実習生の中には、ベトナム国内の隔離政策と相まって、日本の企業から採用内定を受けてから1年近く無収入の者もいます。今回、日本政府が発表した「国際的な人の往来再開に向けた段階的措置」によるVISA発給手続は、お世辞にもスピーディーとはいえず、全面的回復には依然ほど遠い状況であります。
他方、日本行き航空路線については、ベトナム航空(VN)が片道の臨時便を運行する予定です。
●VN310H、VN310Q ハノイ→成田(9月18日、23日、25日、30日/いずれも7:00着)
※9月18日の便が翌日19日に変更され、72時間前PCR検査に影響が出ている様子です。(9/17追記)
その他、日系航空会社の運航状況は以下のとおりです。
●ANA(全日空)
NH898 ハノイ→成田(毎週水・土)
NH834 ホーチミン→成田(毎週日・水・金)
●JL(日本航空)
JL752 ハノイ→成田(毎週日・木)
JL070 ホーチミン→羽田(毎週日・水)
JL750 ホーチミン→成田
残念ながら、中部国際空港(セントレア)への直行便に関する情報は公表されておりません。
当組合では、ベトナムの送出機関と協力し、待機中の技能実習生たちへの経済的・精神的なケアに努めるとともに、限られた条件の中での最善を尽くしたいと存じます。なお、組合員企業には別途最新情報をご案内申し上げます。
副理事長 澤村 美喜