エコ・プロジェクト協同組合

058-275-0226

岐阜県岐阜市薮田南4丁目10番4号

監理団体Blog+YouTube

インドネシアとのネット選抜会を実施(プラスチック成形)

 本日、当組合において、組合員企業(プラスチック成形/岐阜県)のネット選抜会(エコ・プロジェクト協同組合 ⇔ インドネシア送出機関LPK ZEN)を行いました。
 6人の求人情報ををもとに、インドネシアにあるLPK ZENの教室には、13人の技能実習候補者が集まりました。13人は全員が地元の職業高校出身の17歳~19歳の女性です。当組合ではLPK ZENの協力を得て、事前に筆記試験(クレペリンテスト、記憶力テスト、能力テスト、シール貼りテスト、計算テスト)を行い、その結果を踏まえて一人一人の面接に寄り添います。
 監理部のアディくん(写真左)が彼女たちへの通訳を担いますが、中には高校在学中に日本語学校に通い、日常会話レベルの日本語を話す人も混ざっています。監理部の若松部長(写真右)は、「先に決定された5人の年齢・性格・考え方などを参考に、最後の1人を選ぶといいですよ。」と助言しました。面接を担当された取締役は、同期生同士が仲良く3年間を過ごして欲しいという思いを込め、無事最後の1人を決定いたしました。
常務理事 飯沼 秀司

インドネシア・ベトナムの技能実習生入国、入国後講習がスタート

 2023年5月10日、第1号技能実習生22名が中部国際空港セントレアに降り立ちました。翌日から当組合講習センター(岐阜市)において、インドネシア人16名(プラスチック成形/愛知県、コンクリート圧送/岐阜県、建設機械施工/岐阜県)およびベトナム人6名(家具製作/岐阜県、ゴム製品製造/三重県)が、入国後講習に参加しました。母国では対面による日本語学習を進めてきたこともあって、特にインドネシアの技能実習生たちについては顕著な結果に現れています。
 22名は、新型コロナ水際対策が緩和され、待機していた技能実習生の受け入れを終えた6月から10月にかけて面接を行った技能実習生たちです。その当時、技能実習生の入国手続き(技能実習計画認定申請、在留資格認定証明書交付申請、VISA申請)が急激に拡大したことによって、各々行政機関の審査に遅れが生じていました。22名は、その影響を受けた技能実習生でもあります。残念ながら、遅延状況は今でも改善されておりません。それでも、しっかり日本語学習に勤しんだ姿を見ると、微笑ましく嬉しく思います。
副理事長 澤村 美喜
 ○入国後講習の動画はこちら(YouCube)https://youtu.be/jIW4tkf3jQM

法務大臣こんな見直しはいかがですか?パート5~作業区分が細か過ぎてキャリアが広がらない~

 

2023年1月31日に、第2回目の有識者会議が開催され、議事要旨が公表されました。有識者の皆さんのご発言に、「技能実習制度は廃止!」という、昨年まであった強行的な論調が見当たらなくなったことに少し安心しています。

今回のお話は、キャリアパスの構築と、日本語能力向上について、実務的な視点で意見させていただきます。

法務大臣こんな見直しはいかがですか?パート4~両制度の目的を考える~

 今回もパート3に続き、2022年12月14日に行われた、技能実習と特定技能の両制度の改正を議論する第1回目の有識者会議の議事録の発言に対して意見を述べさせていただきます。 焦点を当てたのは、「技能実習制度の目的と実態のかい離」に関するご発言です。

 

法務大臣こんな見直しはいかがですか?パート3~技能実習制度の存廃について~

 2022年12月14日に、技能実習と特定技能の両制度の改正を議論する第1回目の有識者会議が開催されました。

特に注目したいのは、技能実習制度の存廃についてです。 あれだけ、廃止を唱えていた世論でしたが、「廃止を検討する」という意見よりも、「制度趣旨を見直し、両制度を存続させる」といった意見が多い印象を受けました。

 わたしは、「制度を合体するのではなく、両制度の役割を明確にして、行政の窓口を一つにすべきだ」と考えています。この意見を踏まえて、有識者の皆様のご発言に意見させていただきました。

 

© 2021 ECO Project cooperative
keyboard_arrow_up