2026年10月1日、株式会社キタムラフォーセットに在籍する技能実習2号の3名が、技能検定の随時3級(非鉄金属鋳物鋳造作業)に挑戦しました。
実技試験では、製作等作業と判断等(筆記)の試験が行われます。今回は、実際に中子(なかご)を作る「製作等作業試験」に立会いをさせていただきました。「製作等作業試験」では、2つの課題をクリアする必要があります。
①課題図に示された中子を2個作る。
②ガス抜き穴を、製品の長手方向に付ける。
中子とは、製品の空洞部分を作るための砂型のことです。例えば、ドーナツの穴のように、製品に空洞部分を作りたいとき、その部分に中子を置いてから、溶湯(ようとう:金属を高温で溶かし、液状にしたもの)を流しこみます。金属が固まったら、砂を取り出すことで、製品に空洞部分を作ることができます。
2つの課題の手順は、中子取りに鋳造用砂を隙間なく入れて固めていきます。そこに、気抜き針でガス抜き穴を付けたら、中子取りから砂型を取りはずします。最後に、ヤスリでバリ取りをして仕上げます。
中子は、砂の固め方が甘いと崩れてしまい、反対に固めすぎると製品から砂を抜き出せなくなってしまうため、絶妙な力加減が求められます。また、ガス抜き穴を付けるのは、溶湯を流しこんだとき、製品の型の中にある空気や砂から発生したガスが激しく膨張するためです。ガス抜き穴がないと、固まった金属の中に気泡が閉じこめられてしまい、不良品となってしまいます。これらは、製品の品質(強度や見た目)を左右する重要な工程となります。
実施された「製作等作業試験」では、はじめに2名が同時に行い、その後、残り1名が行いました。試験前に、「とても緊張していますが、毎日練習しました」と言っていたとおり、3名とも落ちついた様子で、日ごろの成果を発揮しながら、一つずつ作業を進める姿が見られました。また、中子を作り終えたあとは、作業場をきれいに片づけ、最後まで気を抜くことなく、時間よりも早く試験を終えることができました。
3名のこれまでの努力が、今後のさらなる成長につながり、これからも日本で活躍してくれることを楽しみにしています。
事務局 田邊 慶一
堀江 明日香


明日、2026年10月1日から、在留資格変更許可や在留期間更新許可に係る手数料が大幅に改定されます。
これまで当組合でもお知らせしてきたとおり、9月30日までに受け付けられた申請については、許可が10月1日以降となった場合でも、改定前の手数料が適用されます。当組合では、技能実習生・特定技能外国人の在留期限を確認し、本日までに申請可能なものについては、できる限り改定前にオンライン申請を行っています。
改定前の申請最終日となった本日は、全国からの「駆け込み申請」が集中しているものと思われ、在留申請オンラインシステムは大変混雑しています。午後には「予想待機時間は4時間以上」と表示される状況となりました。

在留資格変更許可・在留期間更新許可の手数料は、オンライン申請の場合、現在の5,500円から、10月1日以降は許可される在留期間に応じた金額に改定されます。例えば、在留期間「1年」の場合は27,000円となり、別途330円の決済手数料が必要となります。
当組合では、2022年4月に全国初となる特定技能2号を輩出して以降、21人が当組合を通じて同資格を取得することができました。特定産業分野別で見ると、建設分野が11人、工業製品製造業分野が10人となっています。
すでに分野別試験に合格し、特定技能2号への移行を検討している方も多く、今後も新たな特定技能2号が誕生することが期待されます。当組合は、特定技能外国人の皆さんがキャリアアップを果たし、受入れ企業の持続的な発展に貢献できるよう、一人ひとりの状況に応じた支援を続けてまいります。「1号特定技能外国人を2号へステップアップさせたい」「家族滞在の手続きの流れを知りたい」など、ご不明な点やご相談がございましたら、お気軽に当組合までお問い合わせください。
2026年4月28日、有限会社プロスパーの技能実習1号として在籍するFIKRI RAMDANさん(インドネシア国籍)が、技能検定の基礎級(左官作業)に挑戦しました。
左官作業の実技試験では、既調合石膏プラスターという粉末状の材料を水で練ったものを、試験用下地の両面に塗り壁作業をします。手順としては、①測り出し、②墨打ち、③水湿し、④下ごすり、⑤中塗り、⑥木ごてかけの流れで、作業を行う必要があります。
職員の方から、「手際よく上手に作業ができている」と、お褒めの言葉をいただく場面がありました。何度も練習を重ねたという日ごろの成果がしっかりと表れており、自分のペースで落ち着いて試験に挑む姿が印象的でした。
日ごろの取り組みが実を結び、良い結果につながることを心より期待しています。
事務局 堀江 明日香


当組合では、技能実習制度の仕組みや受入れの流れを分かりやすくまとめたガイダンス動画を公開しました。
技能実習制度による新規入国は2027年6月まで(※)、翌4月からは新制度である育成就労制度へ移行します。本動画では、初めて制度をご検討される企業様にも理解いただけるよう、制度の基本、受入れまでのプロセス、技能実習生・送出機関・監理団体の役割を丁寧に解説しています。
新たな制度への移行前に技能実習制度の活用をお考えの企業様は、ぜひご覧ください。
(※)6月30日までに技能実習を開始する技能実習計画であり、原則として3月31日までに認定を受けたものに限ります。