本日は、毎年恒例の鏡開き。お正月中に事務所に供えた鏡餅をこわし、岐阜市にある専門店のアンコを使って「ぜんざい」を作り、役職員と技能実習生で食しました。
技能実習生16名は、インドネシア・ベトナム・中国から、今年1月8日~10日にかけて入国したばかりなので全員が「ぜんざい」を食べることが初体験です。「おいしいです」と嬉しそうに話します。私たち日本人でも「ぜんざい」の甘さには敏感になるものですが、「少し甘いです」「甘くないです」と、覚えたばかりの日本語で感想を伝えてくれました。
当組合では、1年を通じて日本の文化的行事を体験できるよう講習カリキュラムに取り入れることとしています。〈副理事長:澤村美喜〉
当組合は、ゴールデンウィークやお盆休み等の大型連休にも「入国後講習」を実施していますが、唯一、年末年始だけは長期休暇をいただいています。こうした状況により、毎年11月は技能実習生の入国者が多く、師走になると指定の講習期間を終え、組合員企業〈実習実施者〉へ移動する技能実習生を私たちは毎日のように見送ります。
本日、今年最後の入国者となったインドネシア人技能実習生4名を見送る前に、明日から始まる技能実習への気持ちを聞いてみました。
一人目が、「仕事は早く〈覚えてしっかり〉やります。」と表現し、明日からの技能実習を心待ちにしていた様子で話しました。二人目は、「〈インドネシアに帰ったら〉日本語の先生になりたい」、三人目は、「〈日本の技術を活かし〉日系企業で働きたい」と、それぞれが覚えたての日本語を大きな声で力強く語りました。
4名は、岐阜県内の組合員企業において、3年の間に「工業包装」の技能検定3級合格を目指します。それぞれの夢に向かって頑張ってくれることを願っています。
(広報部 打田宏)
本日、岐阜県庁の周辺では「岐阜県農業フェスティバル」が行われ、農畜水産物や特産品を買い求める家族連れで、とても賑わっています。
当組合の講習施設では、入国したばかりの技能実習生たちが、毎日、日本語学習に勤しんでいます。目と鼻の先で行われているフェスティバルが、技能実習生にとって地域行事に触れる絶好の機会だったため、本日は、その手を少し休め、技能実習生12名とスタッフ3名を連れて、フェスティバルに足を運んできました。
フェスティバルでは、当組合から技能実習生を受け入れる惣菜製造業の社長さんが、出展ブースでその訪問を歓迎してくださり、技能実習生たちにやきそばの差し入れをくださいました。 ? また、皆で中津川名産の大きな焼き栗を食べると、「初めて食べました。おいしい!」と喜んでくれました。その後、JTさんのブースへ行くと、ゴミ拾いのボランティアを募集していたため、粗品のタオルを目当てに、全員が喜んで参加いたしました。 (副理事長:澤村美喜)