生活指導員の最大の役割は、「技能実習生の心身の健康と技能実習期間の満了を支えること」だと考えます。生活指導員は、技能実習責任者や、技能実習指導員と綿密に連携を図りながら、福利厚生など会社全体の足並みを揃えて技能実習生と向き合いましょう。もし、判断に迷ったときは、監理団体に相談・助言を受けながら、円滑なサポート体制を築いていただきたいと思います。
技能実習指導員が担う最大の役割は、受け入れる技能実習生全員が職種ごとの試験に合格し、技能修得を円滑に進めることです。受け入れる前に、綿密な指導計画を立て自社の人材育成レベルの向上を図りましょう。技能実習指導員の選任条件、欠格事由、日常業務などをまとめました。
技能実習生を受け入れるためには、常勤の役職員の中から、「技能実習責任者」を選ぶ必要があります。技能実習責任者は、技能実習関与職員(技能実習指導員、生活指導員など)を監督する必要があるため、代表者自らが担うほか、工場長や部長クラスの上席者が担うことが一般的です。 技能実習責任者の受け入れ方針次第で、技能実習制度の利点を効果的に活用することができるため、もし、この職責を担う場合は、ぜひともこの動画を参考にしてほしいと思います。
外国人技能実習生・建設就労者の「監理団体」であり、特定技能外国人の「登録支援機関」でもあるエコ・プロジェクト協同組合が、その多様な実務経験を活かし、複雑な手続や素朴な疑問をテーマとしてまとめ、ポンポンと快調に答える動画チャンネル「ECOPon」(エコポン)を開設しました。
YouTubeチャンネル
技能実習や特定技能のフクザツにポンポン答えて監理団体(ECOPon)
組合は設立から16年が経過。この間、中国、ベトナム、インドネシア、タイ、フィリピン、ラオスから来日した技能実習生等3,000人以上の活動や生活を見守りながら、300社以上の日本企業への受入れ支援や実習監理を担ってまいりました。さらに、当組合は、建設、食品製造、繊維衣服、機械金属をはじめ、さまざまな業種の組合員で構成された「異業種組合」としての利点を活かし、数多くの技能実習職種・作業による受入れ実績を重ねてまいりました。
2019年には、特定技能制度がスタートしましたが、技能実習制度とは目的が異なるうえ、両制度の仕組みが複雑ゆえに、その手続は煩雑さを伴いました。さらに、昨今では新型コロナウイルス感染症拡大による時限的な在留措置も加わり、外国人を取り巻く手続は大変複雑になりました。
そこで、当組合では、さまざまな仕組みを最大限に活かしてきた実績をもとに、その内容を分野横断的に伝えられるよう、動画配信をスタートすることなりました。自他ともに持続可能な社会の発展はもとより、外国人たちが、働きやすく、暮らしやすい日本社会を実現するため、最善を尽くしたいと思います。
副理事長 澤村美喜
2021年6月23日、ウスイ自動車株式会社の技能実習生3号のヒエンさん(ベトナム国籍)が、愛知県で初めての開催となる技能実習評価試験上級〈自動車整備作業〉の実技試験に挑戦しました。この試験に一度で合格すると、愛知県下で第一号の技能実習生合格者となることから、受験する本人はもちろん、同行した私にまで力が入りました。
この試験では、コンプレッション・ゲージ(エンジン内の圧を測定する機械)やスキャンツール(故障診断装置)を使用して、試験用車両の故障診断・良否判定をする実技課題ほか、当日配布されるタイヤやエンジンの資料を見て良否を判定する、座学の課題も行われます。
本番直前は「緊張しています…」と話していたヒエンさんでしたが、いざ始まると持ち前の集中力を発揮し、規定時間内に全ての課題を終えていました。試験後は、練習の成果を十分に出し切ることができ満足したようで、素敵な笑顔をカメラに向けてくれました。その顔を見て、私もほっと安心しました。きっと合格だと信じています。
広報部 山下 萌香