2025年6月5日、有限会社平和の技能実習1号として在籍するインドネシア国籍の3名(ANDREYA ANGGUN FITRIYANIさん、FADILA EKA RISTIANIさん、NOVIANING DIAH SAFITRIさん)が、電子機器組立て作業の技能検定基礎級に挑戦しました。
電子機器組立て作業の実技試験では、電子回路を組み立て、点滅器を作る作業を行います。電子回路の土台となるプリント配線板に、いくつかの電子部品をはんだ付けで取り付けます。そして、電池ボックスをつないで動作を確認します。正しく組み立てられていれば、LEDが交互に点滅します。
〈使用する主な部品〉
・トランジスタ:電気の流れをコントロールする部品
・ダイオード:電気が一方通行になるようにする部品
・発光ダイオード(LED):電気が流れると光る部品
実技試験終了後、3名に話を聞いたところ、「練習したので大丈夫です」と話す人もいれば、「いつも使っているはんだこてでしたが、とても緊張して、はんだ付けが思うようにできませんでした」と、少し自信のない様子の人もいました。それでも、3名とも時間内より早く作業を終えており、これまでの学習の積み重ねが感じられました。
7月には、次期の技能実習生3名が、この試験に挑戦する予定です。今回試験を受けた3名が、しっかりと技術や経験を引き継ぎ、次期生たちが自信を持って、試験に臨めることを願っています。
事務局 田邊 慶一