2022年02月07日
岐阜県各務原市所在の「コンクリートポンプ株式会社」(組合員)に入社して10年目を迎える翁飛君(35歳|建設分野|コンクリート圧送職種)について、このほど、在留資格「特定技能2号」への移行条件がすべて調ったため、名古屋出入国在留管理局岐阜出張所へ在留資格変更手続を行いました。(2022年2月3日付受理)
「特定技能2号」への移行条件は、技能検定1級または特定技能2号評価試験に合格することのほか、「建設現場において複数の建設技能者を指導しながら作業に従事し,工程を管理する者(班長)としての実務経験を要件とする。」と定められています。この実務経験について国交省では、建設キャリアアップシステムの技能評価レベル3を「職長クラスの技能者と位置づける」としています。
参考:建設技能者の能力評価制度の進捗状況について(国土交通省)
https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/content/001352984.pdf
当組合は、監理団体および登録支援機関として、10年にわたって彼の在留手続を行ってまいりましたが、彼が望み続けた母国家族との日本での暮らしが、現実のものとなりつつあり喜びもひとしおです。おそらく日本初の「2号特定技能外国人」の誕生ではないかと思います。
(副理事長 澤村美喜)