食中毒を予防しましょう!
食中毒とは、食べ物に付いている細菌やウイルスが、体の中に入ることで吐き気やげり、腹痛などの症状が出る病気です。症状がひどくなると、入院が必要になることもあります。日本の夏は気温と湿度が高いので、加熱調理されたものでも、放置することは危険です。食中毒を引き起こす細菌やウイルスは、20℃から50℃の温度で増えやすいです。料理が完成したら、できるだけ2時間以内に食べます。そして、食べきれなかった料理は、必ず冷蔵庫に入れましょう。
放っておくと特に危ない食べ物
- 肉
- 卵
- 魚
- 乳製品
- お惣菜、お弁当
- 手作りの食べもの(おにぎり、サンドイッチなど)
食中毒を予防するには、細菌やウイルスを「付けない」、「増やさない」、「殺菌する」の3つのポイントが大切
この3つのポイントは、次の6つの場面で行いましょう。
1 買うとき
- 消費期限を確かめる
- 生の肉や魚は最後に買う
- 生の肉や魚の汁がほかの食品に触れないように袋で分ける
- 買い物のあとはすぐ家に帰り、冷蔵庫へ入れる
2 冷蔵庫で保存するとき
- 消費期限までに食べる
- 生の肉や魚は袋に入れ、ほかのものと分ける
- 冷蔵庫の開け閉めはすぐに行う
- 卵は冷蔵庫で保存する
3 準備するとき
- 調理前に石けんで手をよく洗う
- 野菜や果物は水でよく洗う
- 包丁やまな板は、肉用、魚用、野菜用のように分けて使う
4 調理するとき
- 生の肉や魚は中心温度75℃で1分以上加熱する
- 電子レンジを使うときは全体が熱くなるよう、途中でかき混ぜる
5 食べるとき
- 食べる前に石けんで手を洗う
- 取り分けには清潔なはしやトングを使う
- 温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいうちに食べる
- 室温で長時間置かない
6 残りものを食べるとき
- 食べる前にもう一度十分に加熱する
- 古いものや、においが変なものは、すぐに捨てる
もし体調が悪くなったら、すぐに病院へ行きます。また、食中毒の症状が出たら、まわりへの感染を防ぐため、外出やタオルの使いまわしはやめましょう。みなさんの健康を守るために、今日からぜひやってみてください。
▶参考文献
食中毒予防の原則と6つのポイント
日本では、野生のいきものを食べるときに、いくつかの注意が必要です。動物を捕まえたり魚を釣ったりするには、法律やルールを守らなければなりません。たとえば、シカやイノシシなどは、許可がないと捕まえてはいけません。海や川での釣りも、魚が卵を産む季節には禁止されることがあります。
野生のいきものは、寄生虫やウイルス、細菌をもっているので、必ず加熱して食べましょう。また、汚れた川や池のような場所に住んでいるいきものは、毒をもっているかもしれません。少しでも不安を感じるときは、食べないでください。
ザリガニやセミのように、自由に捕まえていいと思ういきものでも、場所によっては問題になることがあります。たとえば、公園や住宅地で大きな音を立てたり、子どもが遊んでいる場所で捕まえたりすると、まわりの人に迷惑をかけます。「捕まえてもよいか」「食べても安全か」「まわりに迷惑がかからないか」をよく考え、ルールとマナーを守りましょう。