自分を守るために、気をつけること ~在留カード編~
在留カードは、いつも、持ち歩く必要があることは、知っていますね?
最近は、在留カードを狙った犯罪が増えています。在留カードには、個人情報が書いてあるので、知らない人に簡単に見せてはいけません。在留カードを守ることは、自分を守ることにつながります。
次に、在留カードを見せても良い場面と、見せてはいけない場面をまとめました。
①在留カードを見せても良い場面(在留カードを見せてもいい人)
- 空港で出入国手続きをするとき(入管の職員)
- 街の中での質問や交通違反で調べられるとき(警察官)
- 銀行口座や、クレジットカードを作るとき(窓口や担当者)
- 住所の登録や、マイナンバーの手続きをするとき(市役所の担当者)
- 就職活動や、採用手続きをするとき(会社の担当者)
- 運転免許証を取るときや更新するとき(運転免許センターの担当者)
- 携帯電話を契約するとき(携帯ショップの担当者)
- アパートを契約するとき(不動産会社の担当者)
- 病院を受診するとき(受付の担当者)
- 宅急便や郵便物を受け取りにいくとき(窓口の担当者)
②在留カードを見せてはいけない場面
- オンラインショッピングや、フリマアプリでの身分証が必要だと言われたとき
- 変なアルバイトや、求人サイトで必要だと言われたとき
- SNSや、メールで、困っているから助けて欲しいと言われたとき
- 「在留カードを見せてもいい人」のニセモノから、電話やメールで送れ!と言われたとき
- 電子マネーの受け取りに必要だから送れ!と言われたとき
〈在留カードの写真を、送ってもいいの?〉
①(在留カードを見せても良い場面)で、写真を送るときは、何に使うのかを聞いてから、判断しましょう。ただし、①の5については、会社の担当者に、在留カードの写真を、送ることがあります。
②(在留カードを見せてはいけない場面)で、在留カードの写真を送れ!と言われたら、絶対に送ってはいけません。在留カード以外の大切な書類(前の記事)も同じです。